2019年05月26日 13:42更新
上越市が交流広場として整備を計画している、本町の高田世界館の前にある広場で26日、はじめとなるイベント「あおぞら市」が開かれた。
2018年度に上越市が土地を取得
会場となったのは、高田世界館前の約350㎡のスペース。ここは、これまで民間の駐車場だったが、2018年度に市が取得し、高田のまち歩きの拠点にしようと、整備をする計画だ。
今回、市から業務委託を受けた高田世界館が、建物の前のスペースや映画館の入り口通路などを使って、初めてイベントを開いた。あおぞら市にはハンドメイドの雑貨、本、山菜など約20の販売店が並び、家族連れなどでにぎわった。
すぐ裏が高田世界館ということもあり、映画を観に訪れた人がその前後に立ち寄るなど、にぎわっていた。
訪れた若い男性は「とてもいい雰囲気。イベント等がないとなかなかまち歩きをする機会はないが、交流スペースが出来れば足を運んでみたい」と話した。
高田世界館 支配人 上野迪音さん
高田世界館の支配人上野迪音さんは「催しを開催することで見えてくる良いところ、悪いところを今後の活用の参考にしたい。バザーや盆踊りなど、町内会の人にも活用してもらいたい。ここが大きくなれば、本町商店街や裏の大町通りなどと連動の可能性が見えてくる。何が出来るのか見極めながら進めていきたい」と話した。
上越市文化振興課によると、交流広場は夏ごろから工事を始め、今年度中に整備する計画です。更地にして段差をなくし、緑地化する他、電気設備などを調える計予定です。
上野支配人は「夏の前にもう一度ここでイベントを開催したい。そして、冬にはここにかまくらを作って集客の目玉にしたい」と広場の活用に意欲を示していた。
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