2019年05月22日 18:34更新
妙高市の北部にある広島地区で大規模なほ場整備が行われることになり、22日、安全祈願祭が行われた。
ほ場整備が行われるのは、妙高市と上越市にまたがる広島地区の51ヘクタール。県が9億5,200万円をかけて整備する。これまで、この農地は1区画6アールと規模が小さく、また、農道も狭かったため、農作業に多くの手間がかかっていた。あわせて、年々農家の高齢化や担い手不足がすすむなか、地権者85人と担い手の間で大規模なほ場整備について、6年前から協議を重ねてきた。
今回のほ場整備では、大型機械が使えるよう、1区画1ヘクタールが基準となる。これは妙高市内では初めてのケースだ。また、暗渠排水も整備し、水田だけでなく大豆など園芸作物の栽培も可能になる。
農地の集約化が見込まれることで、現在、認定農業者2人と農業生産法人1団体が担い手に内定している。
広島地区ほ場整備事業推進協議会の葭原利昌会長は「今までの飛び地が地続きになること大きい。1区画1ヘクタールの大区画を武器にスマート農業にも挑戦。稲作だけでなく園芸も含めいろんなことに挑戦したい。」と意気込んでいた。
工事は4年後の完成を予定しているが、来年から順次、工事が完了した所で作付けが始まるという。
※ご覧の記事の内容は2019年5月22日(水)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
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