2019年05月22日 14:20更新
高田世界館を運営するNPO法人 街なか映画館再生委員会を支援しようと、上越市春日新田にある魚住かまぼこ店が21日、集まった募金を寄付した。
魚住かまぼこ店は、平成28年に店内に募金箱を設置し、集まった全額を社会貢献事業に寄付している。今回は4回目の寄付。
店主の田村博さんが、今年4月までの4か月間に寄せられた3万3,185円を、NPO法人 街なか映画館再生委員会の岸田國昭委員長に手渡した。
最近は、水族博物館うみがたりの影響か、県外からのバスの立ち寄りや団体・サークルなどの見学が増え、募金額が増えているということ。
高田世界館では、映画をデジタルデータで上映する設備DCP(デジタルシネマパッケージ)を導入し、現在システムの完成に向けて資金を集めている。目標は500万円で現在400万円ほど集まっているということ。
岸田さんは「DCP導入を検討しているので、大変ありがたい」。高田世界館スタッフの佐藤さんは「DCPを導入することで画質がよくなり、幅広い作品が上映できるようになる」と話している。
魚住かまぼこ店は、今後も社会貢献事業として寄付を続けていく。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.