2019年05月16日 14:53更新
宝物は自分でみつけよう!
妙高市立新井中央小学校の3年生が16日、斐太歴史の里を訪れ、里山の自然にふれながら斐太遺跡や鮫ヶ尾城跡について学んだ。 新井中央小学校の3年生55人は「妙高の自慢を見つけよう」をテーマに今年1年、市内各地をたずねる学習に取り組む。この日はその最初の授業で斐太歴史の里にある国指定遺跡、鮫ヶ尾城跡の本丸を訪ねた。児童は本丸のある山頂をめざしながら、ガイドから里山の動・植物や遺跡について教わった。絶滅危惧種のキンランや竪穴式住居の仕組み、カタクリの実の中にアリが好む成分があり、アリが巣に持ち帰ることでカタクリの花が群生していくことなどを学んだ。
また本丸の脇にある米蔵の跡では戦国時代、上杉謙信の跡目を争う「御館の乱」で燃えて炭になったとされる「炭化米」を探し当てた。本丸跡は海抜185m。約1時間歩いた中で児童は「サメの骨が見つかったあとの城で鮫ヶ尾城と知った」「黒いお米を見つけた」「昔の人が住んでいた竪穴式住居の下の穴に深さがあることや夏涼しく冬暖かい構造がすごいと思った」と探検で発見したことを感想で話していた。3年生は6月に妙高高原のいもり池やかんずりの製造工場にも出かける予定。
※ご覧の記事の内容は2019年5月16日(木)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間日5月16日 19:00~23日 19:00まで)
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