2019年05月11日 09:00更新
個人住宅の庭などを開放して、花を観賞してもらうイベント「上越オープンガーデンと花めぐり」が10日から上越市の高田地区を中心に始まった。
このイベントは花めぐりでまちのにぎわいにつなげようと、花の愛好家などで作る2つの市民団体が毎年開催している。期間中は個人住宅の庭などが開放され、観光客などが自由に鑑賞できる。11年目の今年は、高田地区を中心に初参加の5か所を含む過去最多の31か所で行なわれる。
幸町の金光寺は、今年が初参加。20mほどの参道の両脇には、白、ピンク、紫のアリッサム、ナデシコ、バーベナが植えられている。
花の手入れをしているのは住職の大西真志さん。「去年の花植えをきっかけに檀家、門徒のみなさんが作業を手伝ってくれるようになった。花は地域住民との会話にもつながっている」と、人々との交流になっているという。参道だけでなく、境内には15種類の花が植えられている。
西城町の「モスバーガー上越高田店」も今回初めての参加。
店の周辺には、ワスレナグサやブラッククローバーなど、約50種類の草花が植えられている。
陽が当たりにくい北側と当たる南側では、植える種類を工夫したという。
店員で花の手入れを担当している平松幸子さんは「北側は葉をメインにした植物、ドライブスルーがある南側は花をたくさん植えているので、ぜひ見てほしい」と話している。
主催団体の内山千代子代表は「訪れる時期によって咲く花が変わるので、何度も足を運んでほしい」と話す。
「上越オープンガーデンと花めぐり」は来月30日まで、高田地区を中心に31か所で開催されている。また今月26日は、本町や寺町のオープンガーデンを巡る特別企画「遠足ガーデン」が行なわれる。歩く行程は4kmほど。
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