2019年05月11日 04:00更新
ヴァーチャルリアリティいわゆるVRを使って消火体験できるシステムがこのほど開発され上越市で防災器具を扱う高坂防災が体験会を開いた。VRを活用したシステム「テストセンセイVR」は体験型の消火器訓練システムとしては日本初。
使い方は専用のゴーグルを装着すると画面にCGの部屋が出てくる。体験者は画面のなかで部屋を歩き回り火を消していくという仕組み。ゴーグルと一緒に使うのは消火器コントローラー。CGと連動していて安全栓を抜いたり噴射するなどの一連の作業をリアルに体験することができる。
「テストセンセイVR」は京都府で消防用ポンプなどを扱う大槻ポンプ工業など3社と京都工芸繊維大学が共同開発した。このシステムを扱う高坂防災の代表取締役高坂光一さんは「学校や地域行事などで消火器の使い方を体験してもらい防火につなげてほしい。VRの体験を通して火を出さない意識を持ってほしい」と話している。
高坂防災では、このVR消火体験システムを来年春からの導入を予定している。
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間日5月10日 19:00~5月16日 19:00まで)
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