2019年04月13日 14:44更新
雪の重みで折れたサクラの枝を育て、自宅で花を咲かせようというプロジェクトがはじまっている。きょう13日は、上越市本町商店街でサクラの枝100セットが市民に配られた。
これは上越青年会議所の取組みのひとつ。折れたサクラの枝を雪室で寝かせ、時期を遅らせて花を咲かせる、その名も「雪月花プロジェクト」。豪雪地である上越の雪を有効活用しようと考えられたアイデアです。
サクラは安塚区で冬に拾い集められたソメイヨシノの枝。2月17日からきょう4月13日まで雪室のなかで寝かせてあった。
これを水挿しして育てると、約2~3週間でサクラが咲く。光を遮断した雪室で寝かせることで、ピンク色ではなく、真っ白な花が咲くということ。
枝を受け取った市民は、「高田公園のサクラが散った後、サクラが見られると思うと楽しみ。上手に咲かせたい」「いいアイデア。大勢の人に楽しんでもらえるのはいいこと」と開花を楽しみにしていた。
上越青年会議所の立入真太郎さんは「上越はサクラがシンボルだが、雪もすごい魅力があり、上越の地域資源になる。これを上越の人に知ってもらい、もっとまちを好きになってもらいた」と話していた。
なお、開花したサクラと一緒に写った参加者の写真が後日、上越タイムスに掲載されるということ。
※ご覧の記事の内容は2019年4月15日(月)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
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