2017年03月03日 18:50更新
(先月28日の折り込みチラシ)
上越市で45年間営業してきた三井企画のパチンコ店が先月末に閉店した。先月28日の新聞に折り込まれた閉店を知らせるチラシ。三井慶昭 社長は15年間赤字が続いていたことを明かした。
「藤巻店は日本海側で最初のパチンコ店として店を構え、45年間やってきた。赤字を補てんしながら営業するのに息切れして、もうそろそろやめようと・・・。不本意なこと。改めてお詫びしたい」と三井社長。
(ミスターパチンコ藤巻店)
閉店の理由について、25年前と比較し、パチンコ人口が3分の1以下に減少していること。一方で、パチンコ機の価格が2.5倍以上に上がっていることなどをあげた。
(シルクロード上越店)
また三井企画が15年間営業していたシルクロード上越店も同じく先月に閉店した。2つの店舗で働いていた従業員合わせて50人には、2か月分の給料を支払い、新たな職場を探してもらうことにしている。
三井企画ではベトナムに2つ目のパチンコ店を今年の半ばをめどに建てる計画。社長は「日本の総利益の3分の2は海外で稼いだもの。我々パチンコ業界も海外で利益を得て、日本に送れればいいと思う」と、海外進出
に意欲を示している。
社長によるとミスターパチンコ藤巻店の跡地には他の企業のパチンコ店が、シルクロード上越店の跡地にはスーパーの建設が予定されているということ。