2019年02月28日 05:00更新
かつて「樋場の加藤家」として知られた名家に伝わるひな人形が上越市立歴史博物館で公開されている。
このひな人形は上越市の樋場地区、かつて「樋場の加藤家」として知られた名家が所蔵していたもの。形はふつうの段飾りとは違い御殿雛と呼ばれるめずらしいもので、最上段に内裏御殿を設置し、その中に人形が飾られている。
人形がつくられたのは明治40年代の初め、100年ほど前。当時の主、加藤貞鉄が娘ミツのために、京都の著名な人形師橋本幸三郎に依頼したということ。
人形は去年秋、加藤家の子孫から歴史博物館に寄贈されたもので、今回初めての展示となった。
ひな人形は3月24日(日)まで上越市立歴史博物館で飾られている。
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