2019年01月31日 18:25更新

来年2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、上越市はドイツチームの合宿招致活動に取り組んでいる。こうした中、体操のトランポリン競技とパラリンピックの柔道、両方についてドイツ側から事前合宿の打診があり、受け入れる方向で現在調整中であることが分かった。

これはきょう開かれた東京オリンピック・パラリンピックの上越市合宿招致委員会で明らかになった。上越市は平成28年、ドイツの体操連盟と上越市を事前の合宿地にする覚書を締結している。

こうした中、ことし11月、東京でオリンピックへの出場資格をかけた世界選手権大会が開催されることから、ドイツの体操連盟からトランポリンチームの合宿を打診されている。

上越市では現在受け入れに向けて、練習環境や宿泊などについて調整している。合宿期間は11月17日から25日で、受け入れ人数は選手６人を含む12人の予定。

また、パラリンピック柔道については、ドイツ側からことし４月に上越市で合宿したいとの要望があり、現在受け入れる方向で調整している。去年８月、上越市はドイツ柔道チームの合宿を受け入れていて、好評だったという。パラリンピック本番の合宿については、「ことし４月の合宿後に決定したい」とドイツの柔道連盟は話しているという。

合宿招致委員会の委員長、村山市長は「上越市がドイツのスポーツチームを五輪に向けて受け入れる。市民に知ってもらうことが大事。市民に合宿の公開練習を見てもらい、五輪ムードを高めて上越の財産になるような取り組みを進めたい」と話している。    

委員会ではドイツ空手の合宿招致も働きかけてきましたが、市の連絡に対して返事がないこと。ドイツの空手連盟が沖縄県を合宿の受け入れについて協議を進めていることから、今後、招致活動をしないことを決めた。

※ご覧の記事の内容は2019年1月31日（木）JCVニュースLiNKで放送（TV111ch） 初回18:30～
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