2019年01月31日 12:02更新
視覚障がい者や高齢者向けに、書籍などの音声化に取り組んでいる市民団体「上越音声訳マザーテープの会」を支援しようと30日、上越市の魚住かまぼこ店が募金を寄付した。
募金を寄付したのは、上越市春日新田にある魚住かまぼこ店。
店内には、約2年前から募金箱が設置され、買い物客などが募金している。
魚住かまぼこ店の店主、田村博さんが去年12月までの4か月間に寄せられた約3万2,000円を、上越音声訳マザーテープの会の丸山昭生会長に手渡した。
田村さんは寄付を決めた理由として、「会の活動が去年12月に40周年を迎え、支援したいと考えていた」と話す。
上越音声訳マザーテープの会は、会員26人。視覚障がい者や高齢者向けに、話題の小説から童話まで幅広いジャンルの書籍を朗読して、CDに録音している。CDは毎年50~60タイトルをつくっていて、高田図書館で借りることができる。
寄付を受け取った丸山会長は「録音ソフトを購入するためにお金がかかるので、それらに使わせてもらう。資金難だが、寄付を契機に会を盛り上げたい」と、活動を続ける励みになったという。
魚住かまぼこ店が社会貢献事業として団体に寄付するのはこれで3回目になる。
※ご覧の記事の内容は2019年1月31日(木)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
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