2019年01月30日 16:59更新
都会からの観光客を惹き付けるにはどんな食のメニューがいいか検討している、妙高市の一般社団法人「妙高ツーリズムマネジメント」がきのう部会を開き、ある地場産の野菜にターゲットを絞り、今後メニューを開発することになった。その野菜とは?
「妙高ツーリズムマネジメント」は、いわゆるDMOとして活動する団体。これまで食、山、温泉の3つの部会に分かれて観光振興を話しあっている。
このうち、食の部会「ごっつお部会」では、都会の観光客を対象にしたメニュー開発に取り組んでいる。29日に開かれた部会には、市内の旅館、食品製造、飲食店などの関係者が参加して、地域の魅力ある食材を検討した。食材は「山菜」、「野菜・果物」、「加工品」の3分野から選んだ。
その結果、フキノトウと冬菜が候補に挙がり、最終的に冬菜が選ばれた。部会では今後、都会からの観光客を世代別に想定し、冬菜と主食を組み合わせたメニューを開発。4月に試食会を開く予定だ。
あるグループでは、50代前半女性、東京在住、フリーランス、未婚を対象にメニューを考えることになった。参加者は「かす汁であれば、発酵食品も入る。雪下野菜や冬菜を使えば、妙高らしさが際立つ」と、アイデアを膨らませていた。
また、別の参加者は「妙高高原、妙高、新井地域の人たちは、これまで食について個別で考えていた。今後はオール妙高で戦わなければ、食の魅力を発信できない」と、活動の手応えを感じていた。
今回は冬菜が選ばれたが、部会では今後季節ごとの食材を選んでメニューを考えていく方針。
※ご覧の記事の内容は2019年1月30日(水)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
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