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川崎日香浬日本画屏風絵展 ロッテアライリゾートで3月末まで

2019年01月27日 19:32更新

日本の神話の世界を外国人旅行者に楽しんでもらおうと上越市出身の日本画家、川崎日香浬さんの屏風絵展が3月末までロッテアライリゾートで開かれている。Still0127_00004 (1)川崎日香浬さんは上越市在住の日本画家。これまでに古事記の世界を描いた作品を出雲大社や諏訪大社に奉納している。Still0127_00003 (1)この展覧会はウィンタースポーツを楽しみに訪れた外国人旅行者に向け、和の文化に触れてもらおうとロッテアライリゾートの企画で初めて開かれた。会場には川崎さんが日頃からテーマにしている奴奈川姫と古事記にちなんだ屏風や季節の花を描いた作品12点ほどが並ぶ。
川崎さんの作品の特徴のひとつに機械を使わず、自ら顔料の素材となる鉱石を砕いて作っていることがある。

Still0127_00001 (1)こちらは糸魚川の天津神社に伝わる伝説を描いた六曲一双の金屏風。奴奈川姫と大国主命の結婚に反対する土地神の根知彦が駒ヶ岳から飛び比べをしようと大国主命と争った様子が描かれている。結果は根知彦が落馬し、大国主命がはれて奴奈川姫をめとることになる。この馬の色には糸魚川のヒスイが、牛には諏訪の黒曜石が使われていて、どちらも剥落はあっても色あせることはないという。Still0127_00005 (1)

日本の神話と鉱石による色彩の奥深さに多くの外国人旅行者が川崎さんに日本画の質問をする。川崎さんによると、ニュージーランドから訪れた人に教育関係者がいて帰国後、世界の神話の学習に使うと川崎さんの絵本を購入し母国のマオリの文化との比較に活用しているという。「日本の絵を見たことが無い人がほとんどで、皆さん喜んでお帰りになられている。古代から変わらない技法・書き方が残っているということを伝えていけたら。ぜひこの地にこられたので外国の人にはこの地の文化、歴史を日本画を通して学んでほしい。」と川崎さんは話していた。Still0127_00000 (2)

川崎日香浬日本画屏風絵展はロッテアライリゾート NEST棟のギャラリーで3月末まで。毎週金・土・日曜日の午後1時から6時まで開かれている。会場では着物姿の川崎さんによるお茶の振る舞いもあり、こちらも外国人に好評だ。Still0127_00002 (1)

※ご覧の記事の内容は2019年1月28日(月)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間 28日19:00~2月1日19:00まで)     

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