2019年01月14日 05:00更新
ものづくりの集大成!
上越総合技術高校でデザインを学んできた3年生の卒業作品展が今月末から高田図書館で開かれる。開催が迫るなか、作品の仕上げに取り組む生徒の様子を取材した。
卒業作品展を開くのは上越総合技術高校建築デザイン科環境デザインコースの3年生19人。生徒たちは今年度の実習や課題研究を通してさまざまな作品を制作してきた。そのひとつが木のおもちゃ。10日は自分で書いた設計図をもとに、木を加工して乗り物を組立てていた。
環境デザインコース 石山のどかさん(3年生)
みつばちの形をした乗り物を制作した石山のどかさんは「あまりミツバチの乗り物は見られないので作った。首のふわふわと羽をつけるのが大変だった。」と話した。
これはピクトグラムと呼ばれる標識の一種。釣りの禁止とかカラスに注意など高田公園に設置することをイメージして制作。実際に生徒が高田公園を歩き、デザイン案を考えたということ。
環境デザインコース 丸山瑞生さん(3年生)
トビのピクトグラム制作した丸山瑞生さんは「橋を歩いていた男性がトビに食べ物を取られたのを見た。そこから注意を呼びかけるために作った。高田公園は桜がメインなので、看板が勝たないように色を薄くした」と話した。
これは出版されている小説の表紙を作り替えたもの。イラストは、生徒が小説を読んで内容にあわせて描いた。
環境デザインコース 福島真希人さん(3年生)
制作した福島真希人さんは「私が読んだ小説はミステリーで題名は『秘密』なのでグラデーションをかけて霧がかかったようなデザインにした。イラストは読んでいく中で大事な要素」と話した。
卒業作品展は今月30日から来月3日まで高田図書館小川未明文学館で開かれる。
※ご覧の記事の内容は2019年1月11日(金)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
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