2019年01月10日 18:46更新
妙高高原などの外国人観光客に、上越市の商店街などを楽しんでもらおうと妙高、上越を結ぶシャトルバスの試験運行が10日から始まった。
シャトルバスの名前は「妙高・上越スノーシャトル」。新潟県が事業主体となり、頸城自動車が運行。1月10日(木)から2月9日(土)まで木曜日と土曜日限定で妙高と上越の間を結ぶ。コースは赤倉温泉を起点にロッテアライリゾート、道の駅あらい、上越妙高駅、高田駅、直江津駅をまわるほか、土曜日にはうみがたりにも停車する。バスには、英語のできる添乗員が乗り、また上越市を案内する英語の動画が流れる。
運賃は大人1,000円、小学生500円、幼児は無料。運行本数は木曜日が往復あわせて4本、土曜日は往路が1便増えて5本となりいずれも午後からの運行。県では、乗車する外国人客にアンケートを実施し、国籍や滞在期間、スノーシャトルの満足度などニーズを調べていくという。
上越地域振興局企画振興部地域振興課の権瓶拓郎さんは「赤倉は外国人の宿泊は多いが飲食店が限られている。人気店だと予約が取れないなど夕飯で困っている声を聞くため企画した。お隣の上越で寿司を食べたり、水族館や古い町並みを見てほしい。妙高に来た外国人のほとんどは長野に行き善光寺やスノーモンキーを見にいっている。リピーターと何回も妙高に来ている人も多いので、そろそろ長野から上越を売り込むタイミングに来ている」と企画に至った経緯を話す。
初運行を前におもてなし武将隊や本町商店街の関係者など約10人が赤倉温泉街でチラシを配りスノーシャトルをPR。しかし、第1便には赤倉温泉からの乗車客はおらず、その後のロッテアライリゾートからは、14人が乗車し、高田駅でにぎやかな歓迎を受けた。
※ご覧の記事の内容は2019年1月10日(木)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
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