2018年12月17日 18:20更新
上越市西本町にある「イトーヨーカドー直江津店」の閉店をめぐり、直江津ショッピングセンターの親会社である頸城自動車の白石雅孝副社長は17日、上越市中心市街地活性化協議会の臨時会議に出席し、集客力のある複数のキーテナントと交渉を進めて商業施設を存続させていくことを明らかにした。
直江津ショッピングセンターは頸城自動車の100%子会社であるマルケーSC開発が管理運営している。ショッピングセンターの最大テナント、イトーヨーカドー直江津店はセブン&アイホールディングスが来年閉店する方針を固めている。地元専門店街エルマールには現在53店舗が入っている。白石副社長は現在集客力のある複数のキーテナントと交渉を進めていることを話したうえで「私どもは今の建物を取り壊して別のものにすることは全く考えてない。イトーヨーカドー直江津店を閉店したままにすることも更々考えていない。必ずや商業施設として生まれ変わるよう努力している」と述べた。
その上でテナント誘致のコンセプトとして「人が集う活気のある施設」「生活に必要なものが揃うこと」「物販だけでない体験なども視野に入れた『トキ・コト』を大事にする施設」の 3つを掲げ、来客数、来客頻度の増加を図っていく方針。
協議会では説明を聞いたうえで、テナント誘致に進展が出た際は、すぐに報告をするよう頸城自動車に呼びかけた。反対に頸城自動車から関係機関に相談・要請があった場合は適切に応じるよう協力を出席者に求め、今後の対応をとりまとめた。
※ご覧の記事の内容は2018年12月17日(月)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
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