2018年12月09日 16:52更新

直江津港に、にぎわいをつくろうと毎年開かれている「寒ブリ祭」が9日、佐渡汽船ターミナルで開かれた。

 寒ブリ祭は、佐渡汽船が欠航する冬期間の港を盛り上げ、佐渡の魅力をＰＲしようと毎年この時期に開かれている。9年目の今年も、寒ブリを使ったブリ天丼や、海鮮汁などの販売の他、各種ステージが行われ、多くの人たちでにぎわった。

寒ブリ祭のメインイベントは、佐渡で水揚げされたブリを「三枚下し」にするショー。地元の勝島魚店の小関雄一さんが、11.5㎏の大きなブリを手際よく下した。今年のブリは……？

勝島魚店の勝島勝美 社長は「先週の木曜日くらいから、急にあちこちで獲れ始めた。それまでは、ほとんど獲れなかったのでどうなるかと心配したが、ほっとしている。今年のブリもいいんじゃないかと思います。刺身もいいが、ブリしゃぶにしてもうまい。食べてみてください」と話していた。価格は例年通りとのこと。

このあと、ブリの切り身が320個限定で販売された。会場には、事前に配布された整理券を手にした客が、長い列をつくっていた。

直江津港周辺活性化協議会事務局長の浦牛原 伸治さんは「天気が悪く寒かったが、朝からたくさんのお客さんに来ていただいた。冬の港は、どうしても寂しいというイメージになるが、地域の皆さんの力を借りて"冬の港も元気だぞ"」ということを発信していきたい」と話していた。

※ご覧の記事の内容は2018年12月10日（月）JCVニュースLiNKで放送（TV111ch） 初回18:30～
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