2018年12月01日 18:57更新
上越市立大手町小学校の児童が1日、多くの人に青田川を知ってもらおうと川に生息している生き物をクイズで紹介した。
催しが開かれたのは、青田川の環境保全活動に取り組む「青田川を愛する会」主催の作品展。大手町小学校の4年生56人は、ことしの4月から青田川のゴミ拾いや生息している生き物を捕まえて飼育するなど川について調査してきた。1日は、青田川に生息している生き物を楽しみながら紹介することで川に関心をもってもらおうと開かれた。会場には、児童が青田川の全域で捕まえ飼育してきた22種類の生き物が展示された。青田川を愛する会の事務局長、本城 文夫さんは、「生き物を持ち込んで展示したのは初めて。生態も良く勉強していて、青田川が市民のシンボル河川ということを改めて教えられた。」と感心した表情で話した。また、児童が訪れた人に川に生息する生き物のエサの食べ方や卵をいくつ産むかなどの特徴をクイズにして紹介したほか、捕まえ方などを説明した。児童の一人は、「青田川にはかわいい生き物がいて楽しい。魚を捕まえたことで青田川が好きになった。」と笑顔で話した。大手町小学校の4年生担任、飯野浩枝教諭は、「環境保全に関心を持つとともにふるさとを大切にし、愛する心を育めれば。」と話していた。児童は今後、青田川の歴史や生き物の移り変わりなどをまとめる予定。
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