2018年11月29日 18:14更新
めざせものづくり職人!
上越市頸城区にある産業機械メーカー、ホクテツでは、社員が溶接技術のJIS資格を取ろうと現在特訓中。若手から中堅まで横並びで汗を流す様子を取材した。
溶接のJIS資格取得をめざすのは産業機械メーカー、ホクテツの社員10数人。
ホクテツでは、これまでコンクリート製品の製造ラインやプラントなどを設計開発してきたが、今後、公共事業の受注などで、溶接業務の拡大が見込まれることから、今回、社員がJIS資格の取得をめざすことになった。検定試験は来月2日。
本番が近づくなか、受検する社員たちが27日から29日までの3日間、上越テクノスクールで最後の特訓に臨んだ。JISの検定は溶接の基本といわれるアーク溶接、半自動溶接、ステンレス鋼溶接の3種類ある。受検者のひとり、林亮太さんは、アーク溶接のJIS資格をもつ中堅。今回は、新たにステンレス鋼溶接の資格をめざす。
林さんは「いま学んでいるTIG溶接は仕事で使ったことがない。合格したらぜひ良い製品を作りたい。職場に戻ったら後輩に正しい知識を教えたい」と話す。
ホクテツでは、普段の業務で若手の指導や技能の向上を目指すのは限界があると話す。今回訓練を指導した上越テクノスクールでは、受講生の技能レベルをみながら、3人の技官が指導にあたった。
清水技官は「経験者にとっては現場仕事と検定課題の違いがあるので、指導に苦労した。初心者はそのまま教えやすい。全員合格してほしい」と話していた。
溶接のJIS検定は12月2日、上越テクノスクールで行われる。
※ご覧の記事の内容は2018年11月29日(木)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
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