2018年11月28日 16:16更新
来年、直江津港で東北電力の上越火力発電所1号機の建設がはじまる。これにあわせ、施設の概要や環境安全対策についての住民説明会が27日に開かれた。
上越火力発電所1号機が建設されるのは、上越市八千浦地区、中部電力上越火力発電所の西側。
説明会には地域住民など約20人が出席した。
東北電力は発電所が稼働した場合、環境にどのような影響があるか、その予測結果を説明した。それによると、二酸化窒素の濃度は、発電所から半径10㎞付近にある上越市寺町で0.019ppm、半径5㎞付近にある深谷地区で0.017ppmと予測されている。これはいずれも環境基準の0.04ppmを下回っている。
この他、建設工事に関係する車両は、通勤時間や深夜を避けて資材を運ぶこと、適宜タイヤを洗って粉じんなどの飛散を防ぐことなどが説明された。
東北電力の下井田秀喜 環境部長は「新しい発電所は熱効率が63%と世界最高水準となる。市民の要望に寄り添いながら工事を進めていく」と理解を求めた。
今回説明会で使用されたパンフレット「環境保全対策のあらまし」は来月6日まで、上越市役所や市民プラザなどで読むことが出来る。
※ご覧の記事の内容は2018年11月28日(水)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
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