2018年11月28日 16:05更新
里山文明は深かった!
上越市立城北中学校の1年生が、中ノ俣地区を訪ねて自給自足の暮らしを学んだ成果を27日に発表した。
城北中学校の1年生144人は、今年7月から中ノ俣地区を訪ねるなどして、里山の暮らしを学んできた。学習のテーマは自然、産業、伝統文化など5つ。生徒は中ノ俣の人たちに直接会って、昔ながらの農業、祭り、行事などについて話を聞いてきた。
この活動は、現地にある上越市地球環境学校の神崎 淑さんがサポートしてきた。神崎さんは「普段はお年寄りばかり、はじめは何しに来るんだ?と……生徒が前向きなので、そのうち饒舌に、にぎやかになった」とふり返る。
きのうは、生徒が自分で撮った動画やインタビューも交えて、それぞれの学習成果を発表した。
わら細工
2本のワラを合わせてねじる、その繰り返しでできる
木を活かす
中ノ俣にはなぜ木の道具が多いのか?
それは傷がついても削れば使える、木が無くなるまで使えるから
生徒のひとりは、集落の規模に比べて神社が多いことを紹介し「厳しい自然の中での暮らしは神頼みが必要だったのではないか、感動した」と話した。
最後に、上越市地球環境学校の神崎さんは、生徒たちが想像以上に深いところまで学んでいるとコメントした。
神崎さん
「皆さんの話には、私も知らなかいことがあった。それだけ中ノ俣には多くのモノが残っているということ」
生徒
「ワラないは難しかった。道具を一から作る大切さがわかった」
「身近なところにわら細工など貴重な伝統があって驚いた。これからは伝統を大切にしたい」
※ご覧の記事の内容は2018年11月28日(水)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
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