2018年11月27日 18:35更新
残雪の妙高山と菜の花の風景で知られる妙高市大洞原地区の花畑を守ろうと、妙高市はインターネットで整備費用を集めるクラウドファンディングを始めた。
大洞原地区では、地元の住民などが使われなくなった農地7.5ヘクタールを活用して、9年前から花畑を作ってきた。
花は季節ごとに、菜の花、ひまわり、そば、コスモスを育て、バックの妙高山とあわせた風景が市民や観光客の目を楽しませてきた。
しかし、最近は地元住民の高齢化とともに、管理費のねん出がむずかしくなり、花の栽培は2年前から菜の花とそばの2種類に縮小されている。
こうした中、市ではインターネットで花畑の整備資金を募ろうと、26日からクラウドファンディングを始めた。目標は80万円。さらに、寄付には、ふるさと納税の仕組みが適用され、金額に応じて返礼品が送られる。募集期間は来年3月25日まで。
妙高市の入村市長はクラウドファンディングを始めた理由について、「魅力があるエリアになりつつある。地域の環境を守ることが、地域の経済活動の根っこになる」と話している。
詳しくはふるさと納税サイト「さとふるクラウドファンディング」まで。
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