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人口減少に負けない! 中学生が市の課題学ぶ

2018年11月22日 04:00更新

上越市立城北中学校の2年生がまちを活性化するために何ができるか考えようと、上越市の職員を招いて、市の抱える課題を学んだ。

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城北中学校の2年生138人は、総合学習でまちを活性化するために何ができるか考えている。この日は、市企画政策課の藤村勝之さんを講師に招き、「人口減少」について話しを聞いた。

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藤村さんは上越市の人口は生まれる人よりも亡くなる人が多いこと。また転入より転出が多く、22年後の2040年には現在よりおよそ4万人少ない、15万6,000人まで人口が減ると予想されていることを話した。

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そのうえで人口が減ると市の税金も減って、道路の整備など社会基盤の維持が難しくなるとして、今後どうするか、市の対策を紹介した。そのひとつが、城下町高田の歴史や文化を生かしたまちの再生。藤村さんは、日本で総延長が一番長い「雁木通り」、国内最古の映画館のひとつ「高田世界館」、100年以上の歴史がある料亭「宇喜世」などを地域の魅力としてあげ、SNSを使った情報発信を通じて市外の人たちに興味をもってもらうことが大事だと話した。

このあと、生徒たちは自分たちにできることは何かを考えた。

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生徒は「雁木をイルミネーションで飾ればインスタ映えする」「高田のサクラを県外に植えて咲かせることで、高田のサクラに関心を持ってもらえる。そうすれば定住するきっかけになる」などの意見をあげていた。

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生徒は今後もまちづくりにかかわる団体などから話を聞くことにしていて、来年度から具体的な活動に取り組む予定。

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