2018年11月02日 14:12更新
ふるさとの熱い青春を伝えます!
上越市立城北中学校で3日から生徒たちによる演劇「スタートライン」の公演がはじまる。本番直前、熱のこもった稽古を取材した。
城北中学校では、毎年3年生の有志がスタートラインという劇団をつくり芝居を公演している。
23年目になる今年の題名は「正善寺青春ROOKIES(ルーキーズ)」。校区内にある正善寺地区を舞台に、中学生の友情や郷土愛を描く。
脚本・演技指導 マル丸山さん
脚本を書いたのは、城北中学校のOBで上越市で演劇活動を続けるマル丸山さん。「過疎や子どもが少なくなっている時代のなかで、故郷から離れて都会に行く生徒さんも沢山いると思う。いつか必ず故郷に戻ってきてこの土地で生活してほしい」そんな思いをスタートラインに込め、脚本の他、演技指導にもあたっている。
23回目の今年は、23人が参加して、3か月前から週3日、稽古に励んできた。きのうは、本番を2日後にひかえ、メンバー全員が熱の入った演技をみせていた。
丸山さんは「子どもたちは本当に頑張っている。途中まで前に進めないこともあったが、最後の一週間で仕上がってきているので、非常に良い作品になると思う」と話した。
稽古を終えて、座長の大野直人さんは「題名のように、青春真っ最中の僕たちにしか伝えられない故郷を大事にする思い伝えたい。このメンバーでしかできない演技を見てほしい」と話した。
スタートライン「正善寺青春ROOKIES(ルーキーズ)」はあす3日から5日まで3日間、城北中学校で公演される。この公演の模様はJCVスペシャルで12月30日から放送する予定。
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