2018年10月28日 14:32更新
小中学生を対象にした野球教室が27日と28日の2日間、上越市で開かれ、社会人野球チームに所属していた2人が基本の大切さを教えた。
この教室は野球の基本を学び野球の楽しさを感じてもらおうと、昭和40年生まれの人たちで作る「上越地区高校野球OB40年会」が毎年開いている。講師は旧高田工業高校出身で社会人野球チームNTT東日本の元選手、石平英一さんと同じく東京ガスの元選手で、全国で野球を指導している菅原賢二さんの2人。上越市の小学5年生から中学3年生までを中心に、およそ70人が参加した。 この教室では基本を楽しく学ぶことを大切にしている。
石平さんは「基礎教えてけがを防ぎたい」。菅原さんは「基本の『き』を教えて、練習の工夫をしたくなるようにしたい」と、基本の大切さを話す。このうち、菅原さんはボールの投げ方を教えた。この中で、ひじを傷めないように投げるには腕だけではなく、足の踏み込み方や体の向きが大切だと話した。
また石平さんは投手にフォームをアドバイスした。
参加者は「基本はたくさんあって大変だと思った」「普段の練習で、基本を意識できていないことを改めて感じた。基本を土台にして応用練習に励みたい」と、話していた。
菅原さんは「野球の楽しさを伝えることで、いい選手が出てくれるとうれしい」。石平さんは「分かりやすく伝えていくことが僕らの役目で、続けていきたい」と、今後も育成に力を入れていく。
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