2018年10月25日 13:52更新
免震装置メーカーによる検査データの改ざんが問題になるなか、現在建設中の上越消防本部新庁舎に納品される免震装置が、データ改ざんを発表した川金ホールディングスの子会社の製品であることが分かった。これは24日、村山市長が記者との懇談会で明らかにした。
現在、上越消防本部と上越北消防署の新しい庁舎は来年12月の完成をめざし、リージョンプラザ上越の近くで建設が進められているが、その免震装置は川金ホールディングスの子会社、川金コアテックの製品が納入される予定。しかし、今回、川金ホールディングスが検査データの改ざんを発表したことから、国土交通省は、今後出荷する免震装置について第3者による検査を義務づけた。
これをうけて、上越消防本部が施工会社を通じて川金コアテックに問合わせたところ、新庁舎に使われる免震装置の第3者による検査日がいつになるかはっきりしなかったということ。
村山市長は「川金コアテック製のダンパーを入れる予定だが、検査が止まっている。来年4月までに納品されれば庁舎の完成が遅れることはない」と話した。
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