2018年10月24日 14:37更新
現在、工事が進められている上越市の都市計画道路、黒井藤野新田線が、中江有田地区の水田を横断する見通しであることから、地元住民などが24日、農地を先行買収するよう市に要望した。
都市計画道路黒井藤野新田線は、上越市三田新田の国道18号線の交差点、三田インターチェンジと直江津港を結ぶ約5.3㎞の道路。
村山市長に要望したのは、中江有田地区ほ場整備事業推進協議会など3団体。
協議会では、中江有田地区の水田54ヘクタールを来年度、ほ場整備するよう県に求めている。しかし、この水田を黒井藤野新田線が横断する見通しであることから、ほ場整備事業の前に道路に必要な用地分を確定し、先行買収してほしいと市に要望した。
上越市 HPより
黒井藤野新田線の工事は県と市が分担して取り組む。水田にかかる部分は市が担当する(市担当 520m)。
要望を受けた村山市長は、「今の工期でいけば、先行買収は2020年以降になるのではないか。実質的には2021年から工事に入る予定なので、ほ場整備に影響がないよう推進していきたい」と応えていた。
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