2018年10月16日 15:09更新
上越ならではのラーメンをめざし、上越市内のラーメン店が協力して作った“雪むろ酒粕ラーメン”が今週末のイベント「越後・謙信SAKEまつり」でデビューする。
これまで試作を重ねてきたが、このほどようやく完成し、きのう15日に試食会が開かれた。雪むろ酒粕ラーメンは、上越ならではの特産グルメを作ってほしいという上越市の呼びかけに応えて、市内のラーメン店7店舗が協力して作ったもの。
左:雪むろ白湯(パイタン) 右:雪むろ味噌
ラーメンは「雪むろ白湯(パイタン)」「雪むろ味噌」の2種類。どちらもスープに雪室で熟成された酒粕を溶かしてある。
2種類のうち雪むろ白湯は、鶏ガラをベースに雪室で甘みが増したジャガイモとタマネギのペースト、豆乳、コシヒカリの米粉が入っている。また、麺にも酒粕を練り込んである。この他具材も雪室サツマイモの素揚げ、名立の甘エビを使ったラー油など地元産にこだわっている。
スープ・麺に使用されている雪室酒粕
一方、雪むろ味噌のスープは、市内の山本味噌とあおき味噌をブレンドして作られている。試食をした食材提供者などは「酒粕が入っているからか、体が温かくなってきた」「酒かすは苦手だが、食べづらさはなく美味しい」と評価していた。
ラーメン店の店主は「海の幸、山の幸、発酵食品を使った上越らしいラーメンを味わってほしい。酒粕で心も体も温まってほしい」と話している。
酒粕ラーメンのデビューは、今週末開かれる「越後・謙信SAKEまつりの会場の本町4丁目付近。20日(土)が「雪むろ味噌」で1杯500円500食限定、21日(日)が「雪むろ白湯」で、1杯800円300食限定で販売する。
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