2018年09月26日 18:09更新
今年5月、新潟市で下校中の小学生が殺害された事件を受け、妙高市の小学校区で通学路に危険はないか、安全点検が進められている。
通学路の安全点検は文科省の要請で全国で行われている。妙高市では、今月13日から8つの小学校区ごとに順次点検が進められている。26日は、新井中央小学校区で、学校関係者や保護者、警察官など8人が点検した。文科省は、学校が設定した通学路だけでなく、児童が一人になる可能性が高い自宅までの経路に危険がないか調べるよう求めている。
新井中央小学校区の点検では、今年に入って不審者情報が寄せられた場所などを中心に20か所をまわった。中には、草が生い茂って見通しの悪い場所もあり、今後、地権者に草刈りを働きかけることなど対策を協議した。
妙高市内の安全点検は28日までに終える予定。市では危険個所について、できるところから対策をとることにしている。
同様の点検は、上越市でも行われていて、今週中にすべての小学校50校の点検を終える見込みという。
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