2018年09月25日 14:15更新
豪雨や火山噴火など自然災害の発生を知らせる気象情報について学ぶ研修会が22日に妙高市で開かれた。
研修会は、集中豪雨による土砂災害が各地で発生していることを受けて、地域の防災力を高めようと妙高市が開いた。会場には、町内会などの自主防災組織や消防団をはじめ、災害時に避難所になる学校などから約150人が集まった。
講師は新潟地方気象台の住田慎 予報官。予報官は気象庁のホームページで、集中豪雨や土砂災害に対するリアルタイムな情報を知ることができるのでぜひ活用してほしいと話した。
具体的な例として、今年8 月に粟島浦村で大規模な土砂災害が発生したとき、気象庁が出した土砂災害警戒判定の画像を紹介した。
画像では危険度が色別に表示され一目でその場所の状況が分かるようになっている。
この情報は、気象庁のホームページから入り、防災情報の土砂災害警戒判定メッシュ情報で見ることができる。住田予報官は、こうした情報から、自分の地域の危険度がどの程度高まっているか確認できるので、参考にして避難行動を起こすよう求めた。
研修会では、新潟焼山や妙高山の火山活動についての説明もあり、大雨と同様に気象庁のホームページで火山情報が分かることが紹介された。
妙高市では、市民の防災意識を高めるため11月4日に新井地区で総合防災訓練を実施することにしている。
※ご覧の記事の内容は2018年9月25日(火)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch)初回放送18:30~
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