2018年09月24日 16:11更新
上越市高田の町家で24日、絵本の“読みかたり”のイベントが開催された。効果音も手作りで、臨場感たっぷりの読みかたりだ。
催しを開いたのは市民団体「あわゆき組」。古き良き町並みを多くの人に知ってもらい、愛着をもってもらおうと、高田世界館や高田小町など毎年場所を替えながら開催している。
今年は江戸時代後期に建てられた高田を代表する町家、旧今井染物屋が会場。子どもから大人まで40人ほどが集まり、語り手のあわゆき組のメンバーが、絵本を中心に7作品を披露した。
「おにのサラリーマン しゅっちょうはつらいよ」という作品では、波の音など、手作りの効果音で絵本の世界を表現していた。
清里区から訪れたという人は「前から一度来てみたかった。ふだん味わうことができない町家での開催はよてもよい。子どもも喜んでいた」と満足していた。
あわゆき組のスタッフは「城下町には古くて良いものが沢山残っている。読みかたりを通じてスポットをあてることで、その良さを知ってもらいたい。子どもから大人まで楽しめるイベントを続けていきたい」と話していた。
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