2018年09月06日 12:36更新
上越市板倉区の山部小学校5、6年生が、しょう油やみその造り手を招き、しょう油ができあがるまでの工程を学んだ。
山部小学校の5、6年生14人は、食への関心を深めようと1学期から弁当作りに取り組んでいる。この日は、上越市東本町3丁目にある町田醤油味噌醸造場の町田靖典さんが講師として招かれた。5、6年生は1学期にみそを作った経験があり、同じ大豆を原料とするしょう油について学んだ。
町田さんは、日本醤油協会が認定した「しょうゆもの知り博士」でもあり、クイズを通じて醤油の原料には大豆のほかに小麦や麹菌が必要なこと。また発酵させる必要があり、しょう油が完成するまで1年はかかることなどを説明した。
児童たちはこのあと、しょう油の製造過程で麹に塩水を混ぜてつくる「もろみ」や、「もろみ」をしぼったもの、さらにしょう油の完成品をぞれぞれ試食し、味の違いを確かめた。
児童は、「発酵について学ぶことができた」「弁当づくりでは、しょう油を生かすおかずとして、卵焼きを入れたい」などと話していた。5、6年生は、11月下旬、みそやしょう油を生かした弁当を作る予定だ。
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