2018年08月31日 10:24更新
クリの収穫を前に、栽培農家が今年の出来具合を確かめる作業が30日、上越市谷浜で行われた。
クリの出来を確かめたのは栽培農家8人でつくる直江津栗部会。会員5人に県やJAの職員が加わり、谷浜地区にあるクリ畑、5か所を巡回した。畑では、枝になっている実だけでなく、下に落ちている実も拾って、病気の有無や虫食いの様子を確かめた。
イガの先が茶色いのは病気
蛾を引き寄せるトラップ 翌年の幼虫の発生を予測
イノシシが荒らした跡
会員によると、今年の夏は雨が少なかった影響もあり、昨年より生育が遅れ気味。巡回を終えて、出荷日を話し合った結果、昨年より2日遅い9月7日に決まった。
直江津栗部会の曽我文隆 部会長は「雨が降らず気温が高かったので、例年に比べて栗の実が小さい。いつもより収量は少なくなると感じた。ここのクリは非常に味がいいので、買って食べてもらいたい」と話した。
クリは収穫後、上越市内のスーパーに並べられる。
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