2018年08月16日 14:53更新
来週25日からはじまる謙信公祭の成功を祈願する神事が16日に春日山神社で執り行われた。
神事には謙信公祭の関係者およそ50人が出席した。なかには、今年謙信公役を務める、学校法人マハヤナ学園の理事長の石田明義さんの姿も……。
神事を終えた石田さんは「身が引き締まる思い。」と話す。また、「上越の人の助け合う心、共助互助の義の心を表現し、雪国の人らしいやさしい謙信公を演じられれば」と抱負を話した。
神事あと、上杉謙信が武田信玄との戦いに備えて考案させた武術、正伝長尾流躰術の演武が奉納された。躰術は江戸時代後期に加賀藩に伝わり、現在は金沢工業大学の学生が伝承している。
今年も関係者が見守るなか、学生は刀を使った抜刀術や素手で身を守る護身術などを披露し、迫力の掛け声を境内に響かせていた。
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