2018年08月10日 17:54更新
お盆にありがたい仏様!
上越市の文化財に指定されている板倉区針観音堂の秘仏が、10日、33年ぶりに御開帳された。
御開帳されたのは、阿弥陀仏1体と市の文化財に指定されている観音像33体のあわせて34体だ。10日午後3時30分、仏像を覆っていた幕がとり払われ、33年ぶりにその姿を現した。
観音像はいずれも石でできていて、高さ55センチほど、幅41センチほど。つくられた時代は諸説あり、弘法大師の作という言い伝えのほか、室町時代とも云われている。地元では古くから信仰の対象として大切にされてきた。
普段は観音堂の奥に安置され非公開だが、33年ごとに開帳され、今年がちょうどその年にあたる。
御開帳は10日金曜日から16日木曜日まで。地元ではこれにあわせ11日土曜日に記念イベントを開く。境内に露店が並ぶほか地元中学生のブラスバンドの演奏や大道芸も披露される。
御開帳奉賛会林賢二実行委員長は「めったにない機会。ぜひお越しください」と呼びかけていた。
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