2018年07月20日 17:11更新
デジタルで魅せます!
上越市立総合博物館がリニューアルし、歴史博物館としてあす21日に開館する。きょうは、記念式典と関係者に向けた内覧会が行われた。
上越市立総合博物館は老朽化にともない、総工費5億3千万円をかけて改修された。名称も新たに上越市立歴史博物館となった。
歴史へのこだわりは、2階常設展示にある。春日山城から福島城、高田城へと移り変わる「越後の都」や「雪国の暮らしと民族」など5つのテーマがデジタルコンテンツとして描かれている。中にはプロジェクションマッピングを使った展示もあり、歴史の変遷をよりわかりやすく紹介している。
また、1階のラウンジには床一面に上越市の航空写真が貼られていて、QRコードをスマートフォンで読み込むとその場所の歴史が詳しく表示される。
今回の改修では、これまで公開していなかった屋上が利用できるようになった。入館料を払わずにエレベーターであがることができ、いつでも高田公園の四季を楽しむことができる。
きょうの記念式典では、村山市長が「まちの歴史を見つめたり地域への誇りと愛着を深めながらともに未来のまちの姿を語り合う場として、また先人が守り築いてきたまちを子孫に引き継ぐための学びの拠点として末永く愛されてほしい」と博物館への期待を述べた。
上越市立歴史博物館はあす21日9時に開館する。開館記念として榊原康政の遺宝展が9月17日まで開催される。
※2018年7月20日(金)ニュースLiNKで放送 初回18:30~
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