2018年06月26日 22:41更新

上越市教育委員会は、大阪北部地震で小学校のコンクリートブロック塀が崩壊した事故受けて、市内の小学校を対象に現状調査を行った。

調査は目視検査で、市内の小学校50校、中学校22校、幼稚園1園の計73施設で行われた。

その結果、直江津小学校のプールと民地を仕切るコンクリートブロック塀（高さ1.53ｍ、長さ33ｍ）に、風や地震で塀が倒れないように補強する控壁が設置されていないことがわかった（塀の高さが1.2ｍを超える場合、長さ3.4ｍ以内ごとに控壁の設置が必要）。教育委員会では安全措置を実施する他、今後、法適合するよう改善していくとしている。

その他の学校では、現行法に適合しない塀は確認されなかった。

なお、教育委員会では引き続き市職員による現地確認及び学校へのヒアリングを行い、今後の対応策を検討していくということ。