2018年06月14日 15:23更新
県立高田農業高校の生徒が、JAえちご上越 あるるんの杜の人気洋菓子「米ジェンヌ」の新しい味を開発し、今月16日から販売されることになった。
今回開発された「米ジェンヌ」の新しい味、「スパイシーキャロット味」。作ったのは高田農業高校食品加工コースの3年生19人。素材は、上越産の米粉をベースに地場産の生姜と雪室ニンジンを使用している。生徒たちは、あるるんの杜からアドバイスをうけながら、食材の配合量、食感、見た目など何度も試作を重ね、ようやく完成させた。
製造リーダーの吉川未希さんは「雪室にんじんを使うのが条件だった。味が美味く出なかったり。しょうがの香りが強くなってしまったりそのバランスを考えるのが大変だった」とふり返る。
今回の開発は、食品加工コースで小麦粉を使わない、いわゆるグルテンフリーの食品開発に取り組んでいたことが発端だった。あるるんの杜に協力を申し出たところ、現在プレーン、チョコ、越後姫の3種類ある「米ジェンヌ」の新しいタイプを作ってほしいと依頼されたということ。
食品加工コースの生徒が取り組んだのは、商品開発だけではない。「スパイシーキャロット味」の商品パッケージも。生徒が女の子キャラクターを考案し採用された。
「もともとはフランスのお菓子が元になっているので、フランスの高貴そうな女性をイメージして書きました。『うまッ』というフレーズは、女子高生が純粋に食べたものが美味しく感じたときに出るフレーズ。女子高生らしさを出すために入れました」と、デザインリーダーの石川 愛純さん。
さらに今月16日、生徒みずから商品を売り出すときに使う販売ブースも手作りだ。
「米ジェンヌ」のスパイシーキャロット味は通常230円の販売価格ですが、初日の16日のみ200円で販売される。 高校生が店頭販売する時間は、16日の午前9時30分から午前11時までと、午後1時から午後2時半まで。
※2018年6月14日(木)ニュースLiNKで放送 初回18:30~
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