2018年06月01日 15:28更新

無線で接続する高速インターネットサービスが、今年10月からJCV 上越ケーブルビジョンで始まる。

このサービスは、JCVが設置する無線基地局の周辺で光回線並みの高速通信が可能になるもの。基地局が設置されるのはJCV本社と上越教育大学の2か所で、それぞれ半径約2㎞がエリア。サービス開始は今年10月の予定で約4,300世帯が対象になる。契約した人は専用の機器を使うことでWiFi通信が可能になり、パソコンやスマホでインターネットを利用できる。このサービスの特徴は、アパートやマンションなどこれまでJCVの光回線を通しにくかった所でも工事せずに利用できること。

きょうは、信越総合通信局がJCVに免許状を交付した。JCVの齋藤 俊幸社長は「新たな高速無線サービスが許可された。関係自治体とともに、新たなサービスに努めたい」と話した。

JCVではこの設備を川の水位の監視に役立てることにしている。無線カメラを基地局のエリア内に設置し、水害の危険性がある場所の映像をリアルタイムで利用者や関係機関へテレビやインターネットで提供する計画だ。カメラの設置場所は、今後上越市や新潟県と協議して決めることになっている。

今後、妙高市でもこのサービスを展開する計画だ。