2018年05月30日 05:30更新
上越市が4年おきに実施している市民の声アンケートの結果がこのほど公表された。それによると、現在の生活を「暮らしやすい」と答えた市民が全体の約8割にのぼった一方で「たいへん暮らしやすい」と答えた人は前回よりも減っていることがわかった。
このアンケートは市内に住む18歳以上の市民5000人を対象に上越市が今年1月行ったものです。有効回答率は43%だった。それによると、「現在の生活を暮らしやすいと思っているか」という質問で「たいへん暮らしやすい」「ある程度暮らしやすい」と答えた人はあわせて77.3%だった。
これは前回行なわれた平成26年の調査に比べると、2ポイントほど減っている。さらに「たいへん暮らしやすい」と答えた人は全体の5.1%で、こちらも前回と比べると半分近い、3.9ポイント下がった。
世代別にみると、70代が7.2%、80代以上が6.1%といずれも平均を超えた一方で、60代以下の世代は30代2.7%、40代3.9%、50代4.3%、60代4.2%と、主に壮年期以下の世代で平均より下がる結果となった。
また、「今後も上越市に住み続けたいか」との質問では、「住み続けたい」と答えた人が、全体で43.3%と前回より1ポイント増えた。
しかし、こちらも年代別にみると、60代46.1%、70代54.8%、80代以上55.2%と60代以上の回答が平均よりも高い割合なのに対して、それ以下の世代の回答は30代38.3%、40代35.9%、50代33.1%といずれも平均を下回った。
その他、市がすすめる61の事業のうち、今後の重要度を尋ねる質問では「防災対策」が最も関心が高く、次いで「雪対策」、「医療体制の充実」と続いた。一方、市の事業の満足度を尋ねる質問では、「上越妙高駅の周辺整備」が最下位となっている。
報告書は、市のHPでダウンロードできるほか、企画政策課、南・北出張所、各総合事務所、高田・直江津図書館で閲覧できる。
http://www.city.joetsu.niigata.jp/soshiki/kikaku/questionnaire-h30.html
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