2018年05月24日 05:30更新
上越市内に住む外国人と市長の対話集会が23日、上越市市民プラザで開かれた。市長と外国人の対話集会は今回が初めて。
会場の国際交流センターには、カナダ・中国・フィリピン・アメリカの4か国出身の20人が参加した。そのうち、上越市の印象を聞かれた人は、静かな町や、医療事情が良いと答えた。
質問に答える村山市長(左から3人目)
この他、外国人同士のトラブルが起きたときの相談窓口についても質問があった。これに対し、村山市長は「木田にある本庁舎や各区の総合事務所に相談窓口を設けている。言葉が通じなければ(通訳などで)対応する。トラブルが大きくなる前に相談してほしい」と答えた。
また、6月26日にオープンする新水族博物館「うみがたり」について、上越の周辺地域から来場が見込まれることから周辺の環境整備を要望する声がいくつもあった。
村山市長は「外国人と上越市が共生できる方法を知りたかった。(出た意見を)共生まちづくりの取組みのなかに取り入れられれば」と話している。
上越市は今後も市民との対話集会を月1~2回のペースで開催したいとしている。
なお上越市によると、昨年末時点で上越市内に暮らす外国人は36か国1,275人ということ。
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