2016年12月23日 22:55更新
上越地域のバレーボールチームの頂点を決める「上越バレーボール選手権大会」が、23日リージョンプラザ上越と上越総合体育館で行われた。女子は昨年に続き、高田農業高校の3年生チーム「高田AGR」が優勝した。
中学、高校、大学、社会人の枠をこえて、上越地域で最も強いチームを決めるこの大会。普段は対戦しないチームとの交流や上越地域のバレーボールのレベルアップが目的で、今年で64回目を数える。出場したのは、地元をはじめ県内外の強豪を含む男子16チームと、女子28チームで、それぞれトーナメント戦で優勝を争った。
このうちリージョンプラザ上越で行われた女子の決勝戦は、関根学園高校(ユニフォーム黒)と、去年この大会で優勝した高田農業高校の3年生チーム「高田AGR」(ユニフォーム白・緑)が対戦。
第1セットは関根学園が、第2セットは高田AGRが取り、迎えた第3セット。
高田AGRは、セッターの3番米倉から1番 植木、4番 鳥越、6番 宮﨑にボールが渡り、相手の動きをよく見た多彩な攻撃を仕掛けて得点を重ねた。一方、関根学園も1番 久保、2番 武江の強力なアタックで食い下がる。しかし、終盤になっても高田AGRの勢いは止まらず、最後はエースの植木が決めてセットカウント2対1で優勝を飾った。
高田AGRの鳥越佳澄選手は「3年生のこのメンバーで最後の試合。優勝できてうれしい。来年の目標は、みんな集まってもう1回バレーが出来れば」と話した。
なお、男子の優勝は、長野県の飯山体協、2位が新潟市の新潟ZEROだった。