2018年04月12日 11:04更新
今月21日から新潟市で開催されるボクシングの春季新潟県大会に、上越高校2年の天池未来(あまいけ みく)さんが出場する。上越地域で唯一の女子ボクサーだ。
天池 未来さん(16)
天池さんがボクシングに出会ったのは中学3年生の秋。上越市富岡にあるフィットネスクラブ・J-SPORTSセブンエイトで体験したのをきっかけにボクシングを始めた。ボクシングの面白さは、“パンチが決まった時”と話す。
上越高校にボクシング部はないため、放課後セブンエイトで週4~5回練習している。身長が147cmと小柄ながらも、パンチ力が持ち味。トレーナーの川瀬広倫さんは「体重が軽いのに体がとても強い。素直なので教えたとおりに技を覚えてきた。」と話す。
練習相手はいつも自分より体格の大きい男性。天池さんは「男性ばかりで女子の仲間が欲しいと思う時もあるが、練習で強いパンチを受けているので、試合ではラクに戦える部分もある」と。
大会に向けて練習に励む天池さん
昨年夏に開催された、ビギナー向けの大会「新潟ルーキーズカップ」では、初出場ながら勝利を手にした。大会で最高の試合をした人におくられるベストバウトにも選ばれた。
去年7月 新潟ルーキーズカップ(写真右:天池さん)
春季新潟大会は、天池さんにとって初の公式戦。ジュニアのカテゴリーのピン級(46kgまで)に出場する。
天池さんは「公式戦は初めてなので不安でいっぱいだが、勝てるように頑張りたい」と意気込んでいる。この他、上越からは高田農業高校のボクシング部3人も出場する。
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