2018年03月31日 18:48更新
上越市夷浜の小中学生で構成する夷浜少年消防隊で、31日、新しく入る隊員を迎え隊を去る隊員をおくる式典が開かれた。あらたに夷浜少年消防隊に入るのはこの春小学5年生になる3人。隊を去るのは高校に進学する8人。
式典では、まず入隊する3人が宣誓して決意を表した。
夷浜少年消防隊は55年前の1963年(昭和38年)に設立され、夷浜町内に住む小学5年生から中学3年生の男子で構成されてきた。毎年、地元の出初め式やさいの神行事をはじめ、消防団の演習や自主防災訓練にも参加。夏には佐渡で合宿を行いマラソンで体力づくりや規律訓練にも取り組んできた。
式典では隊を去る8人に記念品が手渡され、5年間の労をねぎらった。
隊を去る大島 樹さんは「ここで培ったコミュニケーション能力を進学する高校でも生かしたい」と話していた。
夷浜少年消防隊は4月から29人で活動を続けることになる。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.