2018年03月04日 18:31更新
妙高市内の小学生がオリンピック選手からクロスカントリーの技術を学ぶ催しが、4日、池の平スポーツ広場で開かれた。
この催しは、妙高市内でスキーを楽しむ子ども達を増やし、将来のオリンピック選手を育てようと、妙高市体育協会が去年に続き開いた。
講師はいずれも妙高市出身で、クロスカントリースキーで冬季オリンピックに4大会連続出場した、横山寿美子さん、同じくオリンピックに3大会連続出場し、国体での3連覇も果たした、恩田祐一さん、そしてトリノオリンピックに出場した駒村俊介さんの3人。
参加したのは妙高市内の小学生およそ40人で、初級、中級、上級の3つのクラスに分かれクロスカントリーの技術を学んだ。
上級クラスでは恩田さんが、片足で重心を保ちしっかりスキー板にのったスケーティングなど、滑走のコツを指導した。児童は真剣な眼差しで練習に臨んでいた。指導を受けた児童からは「一歩に長く乗ることで疲れたりもしないからこれからも練習したい」「指導の内容がすごくよくわかった。長く乗ることを意識して出来てよかった」などの声が聞かれた。
また、初級ではスキーの履き方や平地での滑走、中級では、平地の他斜面も使ってクロスカントリーの基礎技術の指導が行われた。参加した児童からは時折笑い声も上がり、楽しそうにスキーの技術を学んでいた。
講師の一人、恩田祐一さんは「思っていたよりもこなせているので未来は明るいと思う。一時期 技術の低下が見られた地域だがここ最近は盛り返してきているので
指導の重要性は改めて感じている。時間の許す限りバックアップしていきたい」と話している。
妙高市体育協会によると、来シーズン以降もこの指導会を続けていく予定で、今月末にはジャンプの指導会も予定しているという。
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