2018年03月02日 17:19更新
上越市の料亭宇喜世で、落ち着いた雰囲気のなかでひな人形を楽しむ催しが開かれている。
展示されているのは現代風の7段飾りをはじめ、江戸時代のものや市内のお寺で大切に保管されてきたものなど13組。
百年の歴史をもつ料亭宇喜世では、毎年この時期にすべての客室にひな人形を飾り訪れた人に喜ばれている。
こちらは御殿飾りのお雛様。
京都御所の紫宸殿を模した神殿に内裏雛が飾られ華やかな様子が再現されている。
こちらは、「松本押絵雛」と呼ばれるお雛様。
信州松本の特産品で江戸時代の終わりころ武士の家での内職として作られたとされている。
展示されているひな人形の多くは、旧家で受け継がれてきた伝統や歴史があるものばかり。訪れた人は百年の歴史がある料亭の雰囲気のなかでゆっくりと鑑賞していくという。
宇喜世でのひな人形の展示は3月25日まで。午前11時からは無料で参加できる館内のひな人形をめぐる案内ツアーも開かれている。
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