2016年12月15日 14:49更新
(今年4月 事故後の捜査の様子)
今年4月、高田城百万人観桜会の会場、高田公園の堀でボートに乗っていた高校生が転覆し、1人が死亡した事故を受け、上越市は来年度の観桜会でボートに乗る人に救命胴衣の着用を義務付ける方針を明らかにした。
市では観桜会の関係者や貸しボートを営業する業者などと協議したうえで、来年度も貸しボートの営業を認める一方、安全対策を見直すことに。
業者が営業する条件
・ボートを乗る人に救命胴衣の着用を義務付ける。
・乗客の対象は小学生以上。中学生までと障がいがある人は18歳以上でボートの操作ができる人を同乗させる。
・監視員を常に2人置く。
・営業時間は午前9時からで、終わりはこれまでよりも3時間早め、日が沈む午後6時までにする。
・緊急時の対応マニュアルを市に提出するなど
市では安全対策を業者の申請を受け付ける2月までにまとめることにしている。
このほか来年度は会場周辺につるすボンボリを新しくすることもわかった。これまで濃いピンク色が主体だったが、サクラの景観に合うよう白色に変更する。園内につるすボンボリは新しいボンボリは2,000個作られ、高田公園を中心に取り付けられる。
来年用のポスターも完成。平成29年の観桜会は4月1日から17日まで。ポスターに掲載されているQRコードをスマートフォンなどで読み取ると、高田のサクラの紹介が英語、中国語など5か国語で表示される仕組み。インバウンド観光客に向けて、広くPRすることにしている。
※2016年12月15日 ニュースLiNKで放送 18:30~