2018年02月16日 15:44更新
今年は「日本ワインぶどうの父」、川上善兵衛の生誕から150年になる。善兵衛が創業した岩の原葡萄園ではこれを記念したワインを3月に発売する。
こちらが「善兵衛 生誕150年記念ワイン」。原料のブドウにはマスカット・ベーリーAが93%使われ、その他、ブラック・クイーン4%、ベーリー・アリカントAが3%ブレンドされている。
3種類いずれも善兵衛が赤ワイン用に品種改良したもので、岩の原葡萄園でブドウの出来がとても良かったという2015年に収穫されたものを使用している。このうち、ベーリー・アリカントAを、岩の原葡萄園の栽培種だけで造るワインに使うのは今回が初めてとなり、濃厚な味を醸し出しているということ。
「ベーリー・アリカントAは色が濃く、タンニンが強いのでボディが深くなる。わずか3%ではあるが、これを使うことで善兵衛の功績を大きく表現できた……」と岩の原葡萄園の棚橋博史 社長。
岩の原葡萄園が善兵衛の生誕を記念したワインを発売するのはこれが初めて。ワインは5,160本限定で3月10日に販売される。価格は1本税込み9,180円。
※2018年2月16日 ニュースLiNKで放送 初回18:30~
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