2018年02月13日 17:22更新
ピョンチャンオリンピックスノーボード女子ハーフパイプに出場した冨田せな選手を応援するパブリックビューイングが、12日と13日に故郷の妙高市でひらかれた。同級生や地元の人たちが熱い声援をおくり、冨田選手は初出場で8位入賞に輝いた。
ハーフパイプは、2回すべり高いほうの得点で順位が決まる。予選には24人が出場し上位12人が決勝に進む。12日、冨田選手は1回目59.50で9位に付け、2回目には66.75を出して7位に入り、決勝進出を決めた。
そして、きょう13日午前10時からはじまった決勝。パブリックビューイングの会場には、富田選手の母校、妙高中学校の生徒も加わり、きのうより多い約180人が集まった。
決勝は、各選手が3回滑り、その中の一番高い得点で順位が決まる。冨田選手は、1回目に横に2回転半する大技を披露し、得点は65.25。暫定5位に入ると、会場は、大いに盛り上がった。その後、2回目と3回目では、転倒などのミスもあったが、他の選手が80点以上の得点を出すレベルの高い大会の中で冨田選手は、初出場ながら見事、8位入賞に輝いた。
会場に来ていた妙高中学校の生徒は、「妙高市出身の選手が世界で入賞していて素晴らしい。先輩として誇らしい」と笑顔で話した。また、応援に来ていた冨田選手の同級生は、「小・中学校と一緒に過ごした仲間と思えないぐらいかっこよくてすごかった。素晴らしい演技で8位に入賞してくれてよかった」と旧友の活躍を喜んだ。
妙高市の入村市長は「オリンピックの代表決定後にお会いした時、この選手は大きなことをやってくれると感じた。何よりも冨田選手の笑顔が素晴らしい。ご両親の大きな支えがあり、そして本人の素質と努力が実を結んだと思う。初出場での世界8位。今後の活躍が楽しみである。妙高市民、そして日本の誇りだ」とコメントしている。
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