2018年01月18日 16:41更新
上越・妙高地域で昨年1年間に発生した火災件数は48件で、過去5年間で最も少なかったことがわかった。
これは17日に上越地域消防事務組合が発表した平成29年 火災・救急・救助の概況(暫定版)のなかで発表されたもの。
管内で発生した火災は48件のうち、住宅火災は19件で、延焼などの被害を受けた建物は58棟だった。火災1件で燃えた住宅は平均3.1棟で、過去5年平均の2倍だった。上越地域消防では消防が現場に到着した際にすでに火が広がっていることが多いことから、初期消火だけでなく、通報も早くしてほしいと呼びかけている。
出火原因としては、傷ついたコードからの発火など電気関係が最も多い6件。一方で、コンロなどが原因の火災は前年よりも3件少ない2件だった。消防では予防意識の高まりが要因のひとつと分析する。 火災による死者は前年と同数の3人で、このうち2人は65歳以上の高齢者だった。
消防ではまだ寒い時期が続き、暖房器具を使う機会が多いことから、洗濯物など可燃物を近くに置かないよう呼びかけている。
新潟県では昨年12月から救急医療電話相談(#7119)を開設した。これは夜間などの急病ですぐに救急車を呼ぶべきかどうか迷った際に適切なアドバイスをもらえるサービス。短縮ダイアルを使用した電話相談は全国11番目の実施。
救急医療電話相談(#7119)
■時間:毎日午後7時~翌朝8時
■対象:概ね15歳以上の県内に居住または滞在者
■電話番号:#7119 または 025-284-7119
※15歳未満を対象にした相談は、「小児救急医療電話相談(#8000)」で対応
2018年1月18日ニュースLiNKで放送 初回18:30~
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